Web屋、はじめました。」カテゴリーアーカイブ

さようなら昔のブログ

ポータルサービスが閉鎖して自分のはじめてのブログが喪失していることにいまさらに気がついて、少々落胆した。

この仕事をはじめた最初の職場で、ブログだかウェブログだかいうものがこれから来るぞという話題にのっかって書き始めたもので、いま自分が使うハンドルネームやドメインにしているワードを決めたのもそれがキッカケだった。

過去にも途中でポータルサービス自体の引っ越しがあった、「関西どっとコム」だったが、
引っ越し以前のものは、いまの言葉で言うと、ユーザビリティが秀逸で書き手が操作にほんとに迷うことがない、誰でもトリセツ無くいきなりスタートできるような管理画面で、正直現行のCMSであの完成度には未だ出会わない。
つまりはバックヤードの負担がものすごくあったということの裏返しだと思うけれど。

顔を見て話してる相手なら、冗談と笑って聞き流せる話も、文字にして仲間を傷つけて「失う」というリアルでは考えられない感覚や怖さもそこではじめて体験した。
途中から虎ブロガーになって、2005年のタイガース全試合の感想を書いてしまったりして、
泣き笑いを共有するも顔をみたことのない人たちと繋がり、実際に会ってみたり、現在も繋がりのある方はいらっしゃる。

いまではなんでもないことだけれど、仲間の印のバナーをそれぞれのブログに貼ってもらったり、
口座に資金を集めて、グッズを作ったり、甲子園球場外周通路のレンガを共同購入したり、いまでは当たり前過ぎてなんでもないことだが、「ネットの可能性」を勉強できた。
不勉強で無許可の画像を使ってしまって、権利者からクレームをつけられ、謝ってせっせと削除する経験もした。

書いてよいものか今では疑問だが、親父がもう退院のない病床についてから葬式までの一部始終も書いた。

この性格なので誰が読むんだろうという、ウンチクも書きたくった。
タイガースのユニフォームのくだりでは、いま書店で並んでいるユニフォームなんとかの記述のほうが間違ってると自負できるものもあった。

これまでも、いまのブログにエクスポート&インポートして保管することも思わないでもなかったけれど、
ブログの性格上とか、いまの自分の考え方にそぐわないところがあって、とはいえ自分の過去は過去と認めて取り込まずにいたのだが。

まあ、よい思い出だが形として残すべきではないものだったかもしれぬ、とそう思うことにして、
ここに墓標として記しておく。

ウチの家業はお茶屋(茶葉売るほうの)です

宇治茶が純粋に”京都産茶葉”製になったのはここ10年くらいの話である。
原因は国内最大産地で茶業界人口が多い静岡が”静岡茶”を純粋県内産のブランドにしたいがゆえ、数で業界のルールを押し切って作ったからだ。

これに京都宇治の茶業者は最後まで抵抗していた。
というのは、今でこそ流通している日本茶は、ほぼすべて”やぶきた”という品種で、正直どこの産地のお茶も飲んで差がはっきりわかるようなものではなくなっているのだが、そもそもお茶は合組(ごうぐみ=ブレンド)が当たり前で、とくに宇治のお茶屋さんはさまざまな産地の茶葉を合組し、それによって独自の味わいを目指していたし、また産地域に関しても、宇治茶の茶畑は奈良の”大和茶”とおなじ山の南北ウラオモテで、ぶっちゃけおんなじだった。

奈良の”月ヶ瀬”という地名は宇治茶を指す異名で、現にそういう名前の甘味処が京都にもある。

前置きが長くなったが、僕は親父の代まで茶葉を扱うお茶屋さんで、先祖は月ヶ瀬あたりの畑で摘んだ葉を奈良まで大八車で運んできて製茶して商いをしていた。

そしてその製茶の多くを宇治方面におさめていたのである。
それがあるとき、宇治のお茶屋に品質が悪いなどと言いがかりされて、法外に安値で買い叩かれ、うちの家業は大きく傾いて、小さな商いしかできなくなったと、こどもの頃、高齢な親戚から聞かされた。
なんか、よく耳にする宇治茶の有名店のような名前だったような気がするがはっきり憶えていない。

なんにせよ、うちがおさめたお茶の品質がホントのところどうだったかわからないし、その頃の先祖の店主が元林院やら祇園町で芸妓と遊び呆けていたみたいな、なんか子孫の誰かに似てるような感じだったので、まあ、その名前もよく憶えていないどこかのお店を恨むとかはまったくないんですけど…

LINEスタンプ「まいこらいふ」販売開始。

このたび、拙作LINEスタンプ「まいこらいふ」の販売を開始させていただきました。
https://store.line.me/stickershop/product/1216403/ja

なんと、申請から5日「審査待ち」状態で、いきなり「承認」のメールが届きました。
その道のお友達のスタンプには比べますと、なんとも愚作でお恥ずかしい限りです。

今夏の#sticky50を渡りに船にしてアイデアを蓄え、これをもとにしましたが、
半分ほど描き上げたところで描き慣れて画風が変わって、バランスが悪くなった前半を描き直し、
スタンプを送ったときの見映えから、キャラクターの顔・身体の向きを見直してほぼ一から描き直し、そんなこんなで2ヶ月半。
#sticky50では芸妓さんの絵もありましたが、新たに追加して今回はすべて舞妓さんの絵にいたしました。

そんな感じで下絵は#sticky50を含めて100枚になりました。

キャラクターの顔・身体の向きの見直しは、舞妓さんは頭の左側に華やかな大簪(かんざし)を差すのですが、そちらが陰になり、参考にする写真も大簪のほうから撮られた写真が多く、大いに困り、苦戦しました。

しかしながら、InstagramやTwitterにアップした#sticky50には圧倒的に海外の方から”いいね”をいただいていて、僭越ながら日本人として、その観点からも、日本の花街文化を正しく発信する責任みたいなものも意識して、とくに簪についてはなるべく忠実に描くように努めました。

でも、LINEは欧米ではあまり使っているひとがいないんですよね。ちょっと残念です。

・・・え?誰かに似ていますかね?(笑)

WordCamp Kansai 2015、shinchaya的ふりかえり。

WordCamp Kansai2015が終わって、1日たって、それぞれにSNS上で達成感や満足に酔いしれ、感謝や労いのエールの交換もされたことだろうから、ちょっと苦味のあるほうの話も、忘れないうちに書いておく。
半年準備に勤しんでこられた、僕にとってみんな大切なお友達でもある実行委員のみなさんに、たかだか当日のお手伝いの分際で、気を悪くされることを述べてしまうかもしれませんが、もちろん本当の事情を知らないこともあるでしょうから、そのへんはどうか斟酌してながめて下さい。
(どうか、お友達やフォローはずしたりしないでくださいねー!!)

昨年より人数の少ない実行委員の方々が昨年と同等かそれ以上のタスクをこなされたことには本当に頭がさがる思いである。
私用があって実行委員としてお手伝いできるタイミングがとれなかったことを申し訳なかったと思う。
(・・・そうは言うものの、最近色々加齢による衰えを感じ、間に合っていたかも疑問。)

でも、やっぱりみんな無理をされたのではないだろうか。
熱い思いで、こなせるタスク以上のことに挑まれた印象がある。
WordCampは昨年から2日開催になっているが、べつに義務ではなかったと思うし、動ける人数が見えた時点で欲ばらずに1日に全勢力を注いでいただく選択もあったのではないかと思う。
少ない人数で、土日のお休みを使いきって、月曜からそれぞれにお仕事に向かわれるのは、個人が経営主体な方は調整のきくかたもおられるやも知れないが、総じてみんなキツいはず。
ぶっちゃけ、明日は休みだと思うと、終わってからみんな飲んで、気兼ねなく夜遅くまで語らい、親交をあたためられたように思う。
じつはこの時間こそが何より重要だったりするから。

単に人員的な問題の他には、今回は当日スタッフとして参加し、翻訳のハンズオンの世話役と、
ホール内の受付をさせていただいて、そこで感じたことであるけれども、

今回のタイムスケジュールに関して、聴講モノはエンジニア、ディベロッパー向けがほとんどになっていて、デザイナーや初心者向けにはハンズオンが多めに設けられていたようだけれど、
ハンズオンの方は参加できる人数が当然に限られていて、当日参加券が割当らなかった主にデザイナーのひとたちには
「何のために来たのかわからない」という声も正直あった。
「ハンズオンを傍で見せていただくこともできないのか」という声もいただいた。

WordCampにおいては近年、開発・貢献にウエイトが置かれる傾向を感じるが、
普及もまたWordCampのテーマであることは変わらないし、現に、少なくとも日本では昨年までの実績からもデザイナーの参加のほうが多い。
また、僕もそういうことが多いが、業界の人でもパソコンを持参せずに身軽で来場する人も結構少なくない。

マンツーマンのハンズオンは参加者の満足度はものすごく高くなるが、如何せん「初心者OK」をうたうと、運営経験者にはわかるが、WordPressはインストールしたが、どこにインストールされたかわからない、はおろか、CSSも、HTMLの知識すら怪しいひとも全部受け入れることになって、予想外のことに手を奪わえれ、たいていスケジュールは遅々として進まない状況に陥るものだ。

運営目線でズルい考え方かも知れないが、聴講のセッションなら登壇者は1人でよいが、ハンズオンとなるとサポートに人も借り出される。
参加者の満足度は下がるが、聴講セッションや、実機を使うセッションでも世話役1人が前でモニターでやっているものを見せて、みんなが調子を合わせて進行していくスタイルが、たくさんのことは出来ないけれど、大人数が収容できて、スタッフの負担も少ないはずだ。

ところで、1回のWordCampに賭けて、参加者も実行委員も全員が究極の満足になることを求めてはいないだろうか。

幸いにも現在、WordCampと各地のWordBenchはほぼ同じメンバーで、同じ運営ポリシーのもとで活動しているのだから、
たとえばKansaiならなおのこと、WordCampでとりあげた内容の掘り下げや、たとえばCampで聴講した内容を、引き継いで実践ハンズオンを各地のBenchが行うという方法もありなんじゃないかと思う。

会場では、奈良に通ってくださっている人たちにも、次回の和同弁知に来たいと、声をかけてきて下さる参加者さんにも出会えたし、
それが「普及」のほうの一面も担うと思うし、WordCampとWordBenchのそれぞれのルールに何か反していることもないと思うのだが。

“デザインおしえて君” @ WordBench神戸(2014/5/10)

5月10日のWordBench神戸で、3月に京都で行なった企画の「神戸版」が開催されました。

京都の回に参加された上村さんが、地元メンバーの賛同を得て実現したものです。

僕は直前になって参加表明をして、また頼んだわけでもなく代表回答者として前に出されたわけですが、京都でご一緒だった川井さんや他の方はスライドを用意され、前回より周到で完成度が高い感じでした。

午前に同じ場所でWordCamp Kansaiの打ち合わせがあり、関西のWordPress界隈では名の通った人たちが残り、意見も回答も参加してくださったので、全体としてグレードが上がり、豪華でしたね。
そのせいで、ただの発案者でたいした腕もない、なんちゃっての僕は京都よりさらに緊張しました。

会の印象としては、たとえば上村さん自身が京都で感じられたことなどからの反映もあるのでしょうが、所変われば品変わる、ずいぶん違ったものになった感じがしました。

具体的にいうと、京都ではそもそもデザインに詳しくないプログラマさんの疑問に答える意図で開催し、とくに司会進行でプログラマの瀬戸さんご自身が「なぜ等幅フォントじゃダメなのか」など、普段不可解に思われることを積極的に問いかけされたせいもあって、ほぼ目的どおりの内容になったのですが、

神戸はもっとプログラマさんが多くてその手合いの質問が多くなるのではと思っていたのですが、そもそもWordBench神戸の常連さんには女性を中心にディレクションにまで通じたフリーランスのデザイナーさんも同じくらい多く、会は意外やデザインやディレクションの目線で意見を交換しあう会になりました。

Twitterに流れてきた疑問にも答えていましたが、それぞれプログラマさんではないようでした。

なんといっても京都では象徴的な質問だった「1pxのこだわりって大事なの?」の議論が短時間で薄っぺらく終わった、その落差が衝撃的でした。

ほとんど触れられなかったので、1pxに関して、話すべきだったかなあと思ったのは、
Photoshop、Illustrator、Fireworksで1度描いたオブジェクトを拡大・縮小したり、
それこそWebでは1px以下は表現できないことを理解してないでオブジェクトを描くと縁がボケボケになることに、みんなちゃんと気づいてるかな?という話。

あと、Webデザインに関して言えば、
僕自身は、10年前のtableレイアウトのときは透過gifで1px単位でセル幅の距離調整とかしてたけど、
CSSレイアウトになって、FirefoxやSafariやChromeなど、ブラウザの種類が増えてからは、それぞれで見ても「違和感ない」ような見栄えになるように心がけてコーディングするようになっています。

でも、「違和感ない」といっても「適当」なのではなくて、ちゃんと決まったmarginやpadding、borderで作る。
適当な仕事をすると、どういうわけか、その適当さだけはWebは素人のクライアントやユーザーにももろに伝わる。
フォント選びもそうですが、そういうところを”当然に””普通に”ちゃんとやってのけるのが、対価としてお代を頂戴する、プロの仕事だと思います。

ただ、京都でも神戸でも、いわゆる「Webデザイナー」という人たちが、さらに向上のアイデアを求めて参加されていることへの配慮が、今回もこの内容でよかったのかなという思いが残りました。

「Webデザイナー」は「デザイナー」では括れない、コーディングも当然にするひとが「Webデザイナー」を名のるひとたち自身の認識だと思うので、たとえばCSSのテクニック的な話とか期待されてたんじゃないだろうか、と少し心残りがあります。

”プログラマさんのデザインに関する疑問にお応えする会” @WordBench京都(2014/3/23)

きっかけは先月、京都のSova MeetUpのセッション後の懇親会で、WordBench京都にも足を運んでくれている女の子が、

「WordBenchでプログラマ向けのテーマもやってほしい。自分の周辺のプログラマは青いデザイン、赤いデザインにしてと言えば、平気で原色で描いてしまうし、それをなんとも思っていない」と、涙ながらに言うので(・・・いや、泣いてはないか。)、

それは多少大げさかもしれないけれど、僕らデザイナー(=プログラマではないWeb屋さん)がプログラマさんに、おしえてもらいたいことがたくさんあるように、プログラマさんたちもデザイナーにおしえてもらいたいことはきっとあるんじゃないか、WordPressというソフトを扱う限り、WordBenchでは総じてデザイナーがプログラマさんからおしえてもらう構図ばかりなので、その逆もあってしかるべきじゃないか、

WordBenchはプログラマとデザイナーが呉越同舟する勉強会がゆえに、WordPressから少し話が逸れそうだけれど、じゅうぶん「WordPress好きの関心をはずさない」次元でまたとない機会だと思えたからである。(これが女の子に持ちかけられてなかったら、とか、そういうことは言うな)

WordBench京都のFacebookのグループページで、提案してみるとプログラマさんと思しき人たちの歓迎する声や、疑問に思うことがあれこれレスされ、議題にできる可能性が見え、幸いにディレクターでDTPにもWebにも通じている川井さんが話にのっかってきてくださり、23日瀬戸さんの進行で、川井さんと僕が主たる回答者としてアサインされてWordBenchの日を迎える。

関西地区で、プログラムやデザインについてちょっと名の通った方までお越しになられて、ちょっと緊張・・・僕なんて、デザインについてはなんちゃってで10年やってきただけやし・・・

内容については、今日までに参加者の方のブログに上がっているけれど、
補足として、とくにプログラマのみなさんにお伝えしたかったのは、

デザイナーがフォント選びやカーニングして文字間を整えたりするのは、デザイナーとしての職人のこだわりもあるけれど、視覚的に整理して文字情報を伝えようとしていること、

とくに「配色」については、プログラマのみなさんの大きな関心をよんだけれど、WebやDTPのような商業デザインは、アートではないのでヒラメキでやっているのではなく、ルールがあって、それには配色辞典やツールを使ったり、他のサイトなどを参考にしたりしているということ、

それぞれいい加減に行うと、いい加減さというものはクライアントやエンドユーザーにまで伝わってしまう。
だからこそ、そこをきちっとやってみせるのがお金をもらうプロの仕事だと思っているいうこと、

Designとは情報の整理、視覚化。
デザインとは詰め込むものではなく、いかに削ぎ落とすかということ。

誰に何をどう伝えるか。
目的や結果があって、そこにもっていくのにどうするのかという考え方の根本的なところはプログラムとじつは大差ないということ。

そう思っていただけると、一足飛びにというわけにはいかないとしても、プログラマさんのデザインにも変革を起こしていただけるのではないかなと思う次第。

参加されたみなさんの何かお役に立てたなら、うれしいな。

また、良くも悪くも参加されなかった方々のあいだでも反響があったようで、
同様の、あるいはこれにまさるセッションの企画があちこちで進行しそうでありがたく思っている。

WordBen茶(WordBench京都 分科会)第1回、shinchaya的ふりかえり。

2014/ 3/2
bonjor!現代文明
13:00~16:00
参加者 7名 (キャンセル3名)

wordbencha-140302ともに京都のご当地わぷーを描いて、お偶然に互いにお茶に関わって生きてきた縁のみこどんさんを交えた
WordBench京都の休憩時間の会話で、降って湧いたシャレの「WordBen茶」が実現した。

京都を代表するお茶、宇治茶を味わいながら、WordPressを学ぼうというもので、WordBench京都の分科会として、京都ならではのWordPressイベントとしての地位を目指している。

かくいう僕は家業の縁で茶業には繋がりはないではないが、宇治の方面にはツテがなく、まったくもって、みこどんさんのほうのコネに頼るばかりで、今回はもくもくと一般消費者には入手しがたい、生産者提供の貴重なお茶を淹れる彼の横で、お茶のウンチクをたれるだけの気楽な、名前だけ同然の共同開催者。

今回はコミュニティ会合用に開放された京町家の居間に参加するみんながお茶うけを自由に持ち寄ってお茶会をして、隣に歴史ある雛壇が飾られた床の間でWordPressカルタに興じ、カルタの札をきっかけに、WordPressやこれにかかわるWebの技術的な話を三々五々に、気さくに縛りも設けず各々会話する流れになった。
お手製のケーキの持参まであって、場の盛り上げに貢献してくださる心遣いには感謝・・・

ネコ好きが多く、会に縛りがないので、真面目な技術の話をしている最中に玄関先を過ぎていくネコのなき声がしようものなら、そっちのけでみんな走って出て行ってしまい、少し道案内の必要な場所の会場だったので、オモテで来る人を待っていてもらっても、ほったらかしでネコの方へ行ってしまう、
もう、「WordBenニャ」にでも即時改名したほうがいいような状況も繰り返す・・・(- -;

この週末、東京で開催されたオープンソースカンファレンスで配布された、新しいWordBench紹介フライヤーに、いきなり開催実績もないまま「お茶とカルタの会」と掲載され、ちょっと責任やハードルみたいなものが上がったりしたけれど、ありがたく知名度づくりの機会になったと前向きに考え、

会としては宇治茶は必須な位置づけにしつつも、京町家の畳の上でお茶をいただきながら、
WordBenchのようなセッションの括りにこだわらず、WordPressにかかわる質問相談、情報交換をはじめ、さらにもっとなにか京都らしい色を追求していけるイベントをつくっていければいいかなあと思う。

ここからは「奈良」の目線で、余談であるが、
同じような魅力的な町家も確実に同じくらいあるだろう奈良では、こういう町家の場所貸しも無ければ、利用しようというニーズも無い。
奈良の人たちはどうも、便利なものは外から情報を得たものがおしえてやらなければ、自ら変化を求めたがらない傾向にある気がする。
要は何かにつけ不足や不便を感じていないのだ。
むしろそういうものに敏感なひとは県外に出て行ってしまう。

だから、こういうものも誰かがつくったり、やってみせてあげれば、便利を理解してのってくる、
正直、田舎もん感覚なのである。

奈良の人が県内に残って自発的な動きをするのに委ねて、奈良自体の進化発展を期待するのは相当難しい気がする。
将来に道がない奈良に、大人になって有能な人材は残ってくれない。
京都がそういうことができるのは、明治になって首都機能を失ったときに、大阪に負けない近代都市をめざし、世界に誇れる京文化を守り育てる施策をもって取り組んできた気概が、街の人に自然に生き長らえているからであって、奈良が見よう見真似でできるものではないのだから。

デザイナーがゆえに気になる、わぷーのGPL。 #wpacja2013

2月21日、WordPress Advent Calendar 2013の21日目の記事を担当させていただきます。

日本のWordPressコミュニティにおいて、名だたるお歴々が代わるがわるテクニカルなお話を綴ってきておられますが、そういう意味では、タメにもならない、ちょっと気が抜けたような話になりましたら、申し訳ありません。(笑)

WordCampやWordBenchなどのWordPressの勉強会コミュニティは、そのソフトの性格上、IT・Web系のそれらにはない、プログラマとデザイナーが呉越同舟する、類まれな部類のコミュニティです。

仕事でディレクターが間に入らないとマッチングされないようなお互いが、WordPressへの名のもとに集い、
WordPressのことはもちろんのこと、デザイナーはプログラマの、プログラマはデザイナーのお互いの扱うものや当人たちのアタマの中を覗く、
とても刺激的な場所になっていて、それが縁でさらにお互いに他の得意分野を教えあうような機会が枝葉的に生まれたりしています。
僕にとっても、いまやこのつながりが仕事には欠かせない武器であり、財産になっています。

僕が奈良にコミュニティを仲間とともに立ち上げるに至ったのも、その価値を強く感じるからです。

そんなわけで、デザイナーにはデザイナーの目線のWordPressの楽しみ方や関心があり、
WordPress日本公式キャラクター「わぷー」もまた、デザイナーとってWordPress関連の気になる存在です。

僭越ながら、愚作でございますが、WordPress日本公式キャラクター「わぷー」をカスタマイズして、
昨年のちょうど今頃に、鹿せんべいを抱えた「奈良のわぷー」を、
今年の夏にはコミュニティの企画に参加して舞妓ちゃんの傘にすがりつく「京都・舞妓ちゃん&わぷー」を描いて、公開させていただきました。

作ったからには、それぞれが奈良や京都のWordPress関連のイベントや活用シーンで、望まれて使ってもらいたい。
そのためには素性正しいものであってほしいと願うのは、作り手のこだわりというもの。

ちゃんと調べて、正しい手続きで配布しようと考えました。

ところが、このWordPressの公式キャラクターは、WordPressとおなじ、ソフトウエアのGPLライセンスで配布されているという、
世にも珍しいデザイン・アート、画像でありながらオープンソースとおなじライセンスなのです。


GPLとは?

GNU General Public License
GNU(グヌー)プロジェクト(フリーソフトウェア財団)が規定した、プログラマどうしでソースコードを自由に融通して利用しあうためのルール

GPLに規定されている内容

著作権者はそのソフトウェア利用者に対してのような許可(ライセンス)を与える

0: 実行
1: ソースを見て調べて改変
2: 複製して配布(販売を含む)
3: 改変して配布(販売を含む)

かつ、2と3を行うときには配布された人にも同じことを許可(ライセンス)を与えること。
またGPLのソフトウェアを改変して配布する場合は、配布した相手から求められればソースの公開が必須であり、それがオリジナル版から改変されたものであることを明示する必要がある。


この理屈に照らして、自分が作った「わぷー」たちをGPLライセンスで正しい手続きで配布するとなると、

何が悩ましいかといえば、ソースコードのGPLであるならば、どこからどこまでの記述が改変箇所だということが当然に明示できるけれども、画像となると、「客観的に」改変箇所を示すしか、しようがない。

SVG形式で画像をソースコードであらわすことはできるけれど、実際問題、じゃあオリジナルの「わぷー」の部分のソースがどこまでで、どこから「鹿せんべい」なのか、明示することは困難です。

というわけで、苦し紛れですが、「奈良のわぷー」と「京都・舞妓ちゃん&わぷー」について、配布元のページでは以下のように書かせてもらっています。
間違っていたり、もっと適正な説明の書き方があれば是非、おしえてください。
(英文のChange Logは、単に気どって英語で書いてみただけですw)

WS000002

 

WS000000

しかしながら、僕がこのように説明文を書いているのが、正しいご当地わぷーの配布で、
他のご当地わぷーの在りようが間違っているというわけでもなく、

たとえばGPLのソースコードを改変してネットで公開すると、公開されたコードは即GPL適用になってしまうのと同じ理屈で、
カスタマイズされた「わぷー」をネットに上げて公開すれば、それも即GPL適用になっているわけで、
それを見つけたユーザーがこれを拝借して使用したり、カスタマイズする自由を妨げるものはないのです。

WordPress同様に、WordPressの魅力のひとつとして、「わぷー」のカスタマイズもどんどん楽しみたいものです。
来年もWordPressイベントのたびに、あるいは各地で、新種のわぷーが生まれるんでしょうね。

「舞妓&わぷー」の後始末。

11月24日、WordBench京都の3セッション目に「WordPressとわぷーのGPLについて勉強してきました(京都編)」のお題で登壇させていただいた。

さかのぼること今年の夏、Facebookページではじまった「京都のご当地わぷーをつくろう」企画で「舞妓ちゃん&わぷー」で独り、エントリーした。
確か、本当の言い出しっぺは僕で、
当初はWordBench京都として何らかの用途があって「代表」を選ぼうという意図だったように思うが、結局その機会を逸して、使い道もないので、純然たる京都のご当地わぷーの1デザインになっている。

その企画でFacebookページを賑わせたメンバーどうしの自由なやりとりの中で、
わぷー自体のGPLはもちろん、わぷーと組み合わせる京都らしいモノたちの著作関連の権利について、僕を含めたWebのコンテンツ業界にいる人たちが意外とよくわかっていないような印象をうけて、言い出しっぺの責任で、これはどうにかしなきゃと思ったのと、
また「舞妓ちゃん&わぷー」を作るなら作るで、GPLを理解してルールにのっかったものにしたくて、この日の登壇に至ることになった次第。

 

心知れた奈良のメンバーの前でもまだ2回ほどしか登壇したこともないのに、はじめてのアウェイ登壇だったけれど、京都のWordBenchのみなさんは寛容で、気兼ねなく話せる環境でとてもありがたかった。
仲よくさせていただいている方の来場もあったのも大きな救いだった。

調べものをするにあたって、Facebookや出向いた会場で、失礼を顧みず愚問をいっぱいぶつけて、
それぞれ逐一ていねいに解説してくださった方、気にかけてわざわざ情報をくださった方、
本当にありがとうございました。
みなさんのWordPressの繋がりの中に居させていただいてることに本当に感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

WordBench京都向けの「わぷー」描きました。

fb_hanameishi_01WordBench京都の「ご当地わぷーをつくろう」の企画にのっかり、描いてみました。

メンバーに向けたアンケートで具体的なイメージで提案があった、「舞妓さんの傘につかまるわぷー」です。

コトチカのキャラクター風という意見はとても興味深く、
絵にしてみると思いがけず、京都らしい和の雰囲気になり、
これまでにない、わぷーにもなったかな。

洛内の社寺については、金閣寺や清水寺などもありますが、
それぞれ特徴的で「立ち過ぎ」てしまうので、
よくある感じですが、一番京都らしい、
東寺の向こうに大文字さんを背景にすることにしました。
五重塔は実際の東寺のシルエットを使っています。

舞妓さんのモデルはあくまで個人的な好みですが、
祇園甲部の舞妓、紗月(さつき)さん み・た・い・な、
イメージにしました。
ちなみに紗月(さつき)さんは、今年の都をどりのポスターのモデルをされています。

 

舞妓さんの髪は「おふく」より「割れしのぶ」のほうがいいかな?とか、
「だらりの帯」で帯の端には置屋さんの家紋が入ってるとか、
わかる範囲ですが、ちゃんと調べて絵にしました。

これで十分といえるかどうかわかりませんが、こだわった理由は、
「WordPress」で、「京都」となると、外国から来られた方にお土産にできるような、
いちおう「国際性」も意識しなくちゃいかないかな、
となると、京都の文化を曲げて伝えるようなことがあってはいけないんじゃないか、
と個人的に思ったからです。

ステッカーになるとキャラクターや装飾にあわせた形状になるのが常ですが、
ここは「花名刺(はなめいし)」のサイズ形状にしました。「花名刺」は舞妓さんの名刺です。

昔から、舞妓さんからもらった花名刺を財布に入れておくと、お金が舞い込む(舞妓む)と言われていて、とても縁起の良いものとして人気があります。

和風で、ノートパソコンに貼ると形状からも、
他のステッカーより目立つこと間違いないでしょう。運や仕事もマイコむかも。(自画自賛。)


真四角なものはSNS用につくりました。

独りよがりな駄作ですが、使っていただけたらとうれしいなあ・・・