世のエンタメはオッサンのほうを向いている

楽しみにしていたとあるアニメ映画が公開になったので、早速映画館に行った。
僕は映画は基本一番後ろの真ん中近い席で見るのを常としているが

上映前に目の前に横に層になって並ぶ頭を見ていると、白髪交じりかハゲかデブばっかりなので笑ってしまった。
ほぼオッサンしかいないのだ。かくいう自分もその中にある。

(あと、個人的かもしれないが、とくに二次元もののヲタクに多い印象がある、多分本人は普通だと思ってたりか、自身は合理的理由があるのかも知れないけれど、およそ一般の人があきらかにしないようなものを持参したり、着ていたりする男とかもなんなのだろう。)

AKBグループや女性アイドルのイベントに足を運んだこともあるが、
こちらのほうはアイドル本人たちと同世代の「中高生」もいるにはいるが大多数が「中高年」である。

昨年、SNSで舞妓の就労の問題が話題になり、オッサンや年寄りが若い舞妓にイレアゲて気持ち悪いという意見を散見したが、

舞妓は昔からそうだけれど、いまのアニメやアイドルは、そもそもオッサン世代向けのコンテンツなのだ。
子どもが見るものなら深夜帯で新作アニメが始まるわけがない。

それぞれを継続的に楽しむためにはそれなりに懐に余裕がないと無理で、学生や若い世代にはハードルがある。
これらのコンテンツは明らかにカネに余裕のある者ほど良い思いをすることができる。

そういうふうになっている。
各業界側も当然にオッサン世代をターゲットにして商売をしているのである。

いまアニメやアイドルにイレアゲているオッサンたちには、草創期のアニメもアイドルも子ども時代にリアルタイムで楽しんでいて、アニメやアイドルの歴史を全部知っていたりする。
この世代のためにアニメやアイドルがあって、この世代とともに終焉するのやもしれない。

いま日常的にゲームにいそしんだりネット動画を楽しむ若い世代もひょっとしたら将来、さらに下の世代にそういうものを楽しんでるオッサン世代と言われるときが来るような気もする。

若い世代に気持ち悪いと言われようが、オッサン世代にはカネの無いやつのひがみにしか聞こえない。
気持ち悪いといってる若い人たちも、いずれ懐に余裕ができてくれば同じムジナになるだけの話である。
オッサンと同じものを追っかけているかはともかく。