2014/ 7/19
Women’s Future Center(ウィメンズフューチャーセンター)
13:30~16:00
参加者 13名
旧なら青丹彩が、SHIRO三条ビルとしてリニューアルが完成して、WordBench奈良の主たる会場として、2F奥の「会議室」を新たにあてがっていただき、第3回、4回に利用させていただいたのであるが、
「会議室」自体の管理運営が「三条通モール事務所」に移管されて、先方としては会場貸しのビジネスでやっておられるので、ビジネスタイムに連絡はしていても、連絡がつかない、しかも申し込みは手記入でFAXといった、対応が前時代的な感じで、会場自体も結局プロジェクタスクリーンの設置も見送られることになってしまい、毎回壁面投影のために机のレイアウトに悩み苦しむ状況は変わらず、
とくにWifiアクセスに関しては、リニューアル工事完成前の会議室のほうがアクセスが良く、新しい会議室にはこの場所のために整備される様子もない感じで、正直なところ落胆した。
まあ、それが奈良の現実として、これを打開していくべきWordBench奈良は、
これを受け入れる必要もあるのだろうとは思うけれど。
リニューアル工事完了前の「会議室」を管理いただいていた会社は、現在は1Fに出来た「なら茶フェ」を運営されておられて、コミュニティ利用を意識されたお店にされておられる。
常打ち小屋がなく彷徨っていた僕らを受け入れてくださた経緯から、恩もあり、これからも関わりをもっていきたいのではあるが、
しかしながら、現状、週末のランチタイムに差し掛かる昼間の時間帯に場所柄、観光や一般のお客様に囲まれてセッションをするのはさすがにかなり抵抗があり、前回の「翻訳」のような特化したテーマで、茶菓子をいただきながら、どちらかと言えば、そう多くない人数で行う「分科会」のような需要で利用させていただきたいと思う。
最近の参加者の傾向から、どうも実現できないのであるが「懇親会」の場所としても。
すでに開催されたConrete5奈良の勉強会をはじめ、個人的にも縁あるコミュニティ等に紹介させていただこうと思っている。
そんなこんなで悩んでいるときに、幸運にもまた、この6月に立ち上がったばかりのWomen’s Future Centerさんとご縁に恵まれる。
WordCamp Kansai終了直後、顔合わせと打ち合わせをし、併せてWordBenchのポリシーの更新が発せられたタイミングだったので、WordCamp Kansai実行委員経験者を軸に「運営チーム」を立ち上げることにした。
Women’s Future Centerさんは子育てママを支援し職場復帰、女性の社会進出を奈良を舞台に応援していこうという目的を掲げられたコミュニティスペースで、この場所で行うことWordBench奈良は、たとえば早速ながら第6回から実施すことになったのであるが、お子様連れで参加いただけるような、そういう他の地区にない独自な、「奈良らしい」試みができそうだ。
過去、開催の各回も常に女性のかたの参加者が半数またはそれ以上なので、今後この場所での開催に参加していただけると、これをキッカケに何かアイデアも出していただけるかもしれないと、少し期待していたりする。
協力いただけるひとたちを得て、当然ながら「運営」がチーム活動化した。
ここまでほとんど全部一人でやりくりしてきたので、説明の要るタスクはそう多くはないけれど、説明なくても類推きくかなぁなどと、ついつい思ってしまうことは大体通じないもので、あらためて設立理念もセコセコ書いて説明する。
新たな運営のメンバーさんたちは継続参加者のみなさんとはまだ縁薄いので、この1年付き合ってきてくださったみなさんがどう考えるだろうかという、その代弁をすることが意外と主な感じ。
セッション登壇はもちろん、自前の食器の持ち込み、買い出し、ロウソクの1本にいたるまで、細かいことではあるけれども、いろいろたくさん協力があった、その温かみみたいなものはちゃんと損なわずもっていたい。
第6回は継続の方が少なかったけれど、次回からも是非お顔を見せに来てほしい。
[当日]
急に夏がすすんだ感じに暑くなったせいもあって、近鉄奈良駅から三条通りを抜けて、JR奈良駅まで出てそこから南下する道のりはなかなかどうしてという感じだった。
程よい大きさのテーブルに、プロジェクタはホワイトボードへの投影とはいえ特段ストレスもないし、現在の規模のWordBench奈良には何の申し分もない、ようやく理想の器に出会えた感じだ。
1年近く首のないゆるキャラと倉庫同然の一室で、毎回机の並べ替えから付き合ってくださったみんなに是非見せてあげたい・・・。
来場はWomen’s Future Centerさんとの縁で来られる方が先、そのあと継続や過去に参加いただいていた方がお越しになった。
個人的には、「書籍に学ぶセッション」の前章の中断からお越しいただてなかった方が混じっていて、ご縁が切れたかと思っていただけに、この場所でまたお会いできたことがとても嬉しかった。
最後の時間に、先行のセッションがちょっと時間を押してしまったので、十分に時間がとれなかったのだけれど、「自己紹介」と場所と体制を新たにする機会に、WordBench奈良でどんなことをしたいか、知りたいかをアンケート式であったが伺ってみた。
よくよく考えてみると、過去、来場された方とはもれなく名刺を交換するかお渡しをして、プロフィールを伺って入るけれど、それぞれの方が何を期待してWordBench奈良にご来場いただいてるかをちゃんと聞いたことがなかったように思う。
それぞれのご事情で本編でお帰りになる方が多いので、語り合う時間も作れていなかったわけではあるが。
まあ、でも今回伺ってみて、正直、継続参加者のみなさんも、そういう期待をされていたのかとあらためて、はじめて知る機会になった。
こういうことは折にふれてやっておくことだと確認した。
さて、「書籍に学ぶセッション」のことであるが、受け持ってくれていた方との意見の行き違いがあり、担当の章をいったん中断して、次の章からすすめるようなことにもなっていたのだけれど(・・・これについてはお互いに和解できているものと思ってはいるけれど)
新しい流れになるこの機会に、その扱いを見直して、結果「本編」では取り扱わないことにしようと考えている。
消化スピードから考えてもこの機会でWordPressをマスターしようという方は意欲ある方ではまず考えにくいし、このセッションを続けていることで、新しく、または途中参加ができないという声もいくつか直接うかがっていること、何より、今年に入ってもう2回、まもなく3回目のメジャーアップデートが控えるほど進化の早くなったWordPressについて、新しくて有益な情報を交換したり、知識を学んだりする機会を、これで費やしてしまうことが一番の問題。
とはいえ、昨年12月にみんなで採択した「書籍に学ぶセッション」なので、基本は個人で学習していただくものの、時折、進捗や疑問を吸い上げて希望者で「分科会」をして対応し、「本編」も教科書の内容を意識して、聞いていれば、より教科書の内容の理解が深まるものをセッションとして扱いたいと思っている。
よくあるように、これが終了宣言の御託(ゴタク)にならないよう、実際そうしたい、形にしたいと思う。