和同弁知…過去3回分の時期をまとめて、shinchaya的ふりかえり。

これまで月1開催ベースをがんばってまもってきた和同弁知だけれど、
なかなか開催できなくなり、2017年の今年にいたってはまだ2回しかできていない。

個人的なことではあるが、昨年2月に兄が急逝して、その頃から色々心境の変化があり、
年齢的なこともあって、悲しいかな、若さとか勢いにまかせてできなくなったこともあったり、
僕は家族は無いが、それでも世代的に何がいま大事なのかという価値観とか判断基準とか、
公に私に自分の中でシフトがあった。

さらに、そのあたりの気持ちの整理がまだできない時期に、ネットだからしようがないけれど、
運営について、当時の心境で対応するにはちょっとしんどい意見をいただき、
また別の件で、質問したことが曲解されて、その怒りをネットに晒されて、それにリアルも友達だと思っていた人たちのいいねや同調するコメントが集まる、ような事例があり、
和同弁知を開催するヤル気どころか、正直たくさんお世話になってきて、大切に思ってきたコミュニティだけれど、べつに褒めてもらおうとか思わないが、わずかなり貢献で返そうと努めてきたけれど、もう逸脱してしまいたくなる心境にもなってしまったりしていた。

 

このあたりのことについては、どうにか時間の経過で大人なりの消化をさせていただいて、どうにか現在に至るのではあるが、

そういう個人的な事情は抜きにしても、
WordPressについては、エンドユーザーやWeb制作者、デザイナーなどの「管理ユーザー」レベルでは基礎的な知識が世間に流布し尽くされて、WordBenchのお題に関してもWordPress単独のテクニック論ではなく「WordPressと何か」になる傾向があり、参加者の関心はじつは「何か」のほうが高かったりする。
むしろWordPressをその何かと絡める意味があるのかと思うこともしばしば…(笑)

奈良はエンジニアや開発寄りの方の参加が今のところほぼないので、いわゆるユーザーコミュニティであり、ユーザーコミュニティは関心が薄まれば消滅にむかう必然性がある。

みんないまのお互いの関わりを維持したいし、その場をつくる勉強会は、その仲間の望むものに合わせたお題の選別になるのもまた必定。

最近思うことは、現在の自分を含めたコミュニティが、常連の人間関係の維持のために、常連の関心で選んだお題で開催する勉強会がWordBenchを名乗るのは今日明日WordPressをはじめたひともいるはずなのに門戸を閉ざしている気がしてならない。

かといって、初心者にむけて開催するのは、じつはほぼ無償の会場で開催できる条件であればよいが、奈良など地方ではそれなりの利用料を支払う会場が普通で、よめない参加者数になかなか勇気がいる。
みんな参加者アタマ割で自腹の額が高くなるおそれがあって、参加する初心者もためらってしまう。

だから世代交代は必要なのだろう。
たとえばWordBenchに学校の同窓会のような、第一期、第二期、という括りを設けて、各期それぞれで、モデレータを選んで、自分たちのニーズでお題を選んで勉強会するというのはどうか。
初心者どうしで申し合わせて自ら立ち上げるグループであれば自主的な判断であるし、まだ顔も見たこともない、来るかどうかわからない誰かに僕らが自腹の犠牲を払うこともない。

特定の集団がWordBenchの看板を専有する現状や仕組みは、やっぱりよくない思うし、なんとかすべきと思う。