「和同弁知」2015年度第7回、shinchaya的ふりかえり。

2015/ 7/18
Women’s Future Center(ウィメンズフューチャーセンター)
13:30~16:00
参加者 12名

朝、明石からお話に来てくださる田中さんから、明石から神戸方面のJRローカル線が運休しているとの連絡があり、昨日の台風の影響がまだ今日に引きずって、あちこち電車が動いてないことがわかった。

田中さんに了承を得て、とりあえず開催方向だけれど、開始時間をずれるかもとの、参加エントリー済の方への一斉メールを発信したら、立て続けにドタキャンされた。
その多くはJR奈良線に運休区間ができていたからだった。

交通の復旧には時間を要していたが、天候自体は快方に向かい、奈良に入って、三条通を歩いているときは曇天ではあったが、雨はもう降りそうもない感じだった。
朝以降のキャンセルも無いようで、参加費の余剰で飲み物やお菓子も用意できる。

「なら茶フェ」のお店を改装することもなく、営業していた飲食店がまたcloseしていた。
先月の帰り途に、食事をしていきませんかとお店のスタッフからビラをもらったところだ。

入口のドアのところに、祇園町でもないのに赤い団子ちょうちんが下がっているのが、個人的に許せなくて、こともあろうに国際観光都市を標榜している奈良にあって、外国人が誤解しそうなものはかんべんしてほしいと思っていたところだったが、文句を言いに行くまでに閉店してしまった。

ビルをながめてみると東京から出店してきていたカレーのチェーン店も退店している。
結局僕らが、中のオフィススペースを貸してもらって和同弁知を開催していた、もぬけの殻の雑居ビルともただ綺麗にされただけで大してかわらない状況になってしまった。

三条通の、結構よい場所に立っているはずのこのビルの様子を見るにつけ、奈良というところは新しいことを始めることが本当に難しい土地なのだとつくづく思い知らされるようでなかなか辛い。

ともあれ、器はダメになっても和同弁知はつづいている。そんな奈良を変えていかねばならない。

田中さんは開始時間に数分から10分ほど遅れるだけで、お越しになられた。
なんと、明石から神戸まで新幹線こだまに自腹で乗って来てくださったようで、その友情に感激して涙が出そうだった。

WordPressのオフィシャルECプラグインの最有力なWoocommerceについて、実際にPCで触って学ぶ機会であったが、日本では正直に田中さんだけが日本向けの開発に努力をされている状況で、オープンソースだからこそ、きょう集ったみんなもWoocommerceに触れて、いっしょによくしていこう、情報交換していこう、という確認もしあった。

そういう話が異論なくみんなに受け入れられる感覚があるのは、「勉強会は学びたいと思う、対等な人の集まり」という意識がちゃんとここ奈良でも根付いているということなのだろう。