「和同弁知」2014年度第2回、shinchaya的ふりかえり。

2014/ 2/9
なら青丹彩ビル 3F
13:30~17:00
参加者 14名

< 第1回が終わってから >
いつも参加協力いただいてる方々から、ありがたい叱咤激励を受けた。
概ね僕自身の資質に関わる話であったが、参加者への案内がFacebookユーザーにのみ向いていたこと、会の進行や不十分なことの指摘をうけて、第2回から見直すことにした。
まだまだ不十分なところもあると思うけれど、よく考えてさらに良くしていきたい。

< 応募開始 >
毎月第2週土曜開催を基本としていたが、念のため開催日アンケートをとってみると、意外や9日日曜に票が集まり、ずっと参加できていない方々の票がそのほとんどだったので、書籍セッションの担当をしてくれるめざしさんの了解の上で、9日に開催を移動した。

しかし、正式にZusaarで参加募集をかけると、とうとう最後までアンケートに票を入れてくださったその方々のほとんどが参加表明をしてくださらなかった。
締切ってみれば、まったく別に、新しい参加者の方を全体の半数も迎えて、開設以来2番めの参加者になったのは思いがけず幸運だったが、イベント運営の先達にも意見を仰いで、たとえWordBench奈良の仲間であることを標榜してくださってる方でも、一度も参加いただけていない方は、「参加したい」という思いの傾き度合いがわからないので、純粋に1票と考えるのにはかなり無理があるという結論をもつに至る。

新たに来られた顔ぶれについては、その大半が、奈良の方、奈良出身の方で、なんともありがたい。
これからも是非継続的に来ていただけると嬉しいな。

参加者が伸びた理由としては、次週の大阪も静的HTMLのWordPress化という類似テーマを開催する予定でこの手合いのお題はトレンドなのだろう。
事実、今回の参加者の多くは大阪の回と掛け持ちをしている。

< 会場 >
案内発信についてもできるだけ注意して行い、ビルにかかっているカレー屋ののぼりや幕がかなり目立つこともあって、何にもなかったころの青丹彩ビルよりはわかりやすくなったようで、遅刻の方は若干名いたけれど、概ね問題はなかったように思う。
会場は前回と同じルームだが、14名ともなると、7人ずつ向かい合わせの机椅子を2ヶ所並べるレイアウトはかなりキツかった。
来月こそは、新しいフロアの新しいセミナールームでの開催になる見込みとはいえ、それはそれで構造がわからないので、ともかくは快適な環境であることを期待したい。

< 本編 >
WordBench奈良について、今日の時間割についての件は良くても、自分の自己紹介のスライドは要らなかったかな・・・みんなの背後からスライドを進めるレイアウトなので、反応が見えないのが難。
スベってたんやろなぁ、たぶん・・・。

「書籍に学ぶセッション」の進行に勇気をもって手を上げてくれためざしさんの、その準備は、去年の第2回のときの印象から想像に難くなかったけれど、あらためて周到で、説明も丁寧で、参加された初心者の方々に向けての優しさや、伝えたい思いみたいなものが直に横で聴いていてとてもよくわかった。
ネット回線やサーバーが不調で足をひかれることが幾度かあったが、参加された方の満足度はかなり高かったのではないだろうか。
とてもよい勉強をさせていただいた。

< 次回以降について >
せっかく新しい会場になるのだから、新しい試みが何かできるならやってみたいものだ。
調べてみて情報がとれて、次回に間に合うタイミングであれば考えたい。

「和同弁知」2014年度第1回、shinchaya的ふりかえり。

2013/12/14
WordBench奈良「和同弁知」2014年度 第1回
青丹彩ビル 3F
13:30~17:00
参加者 11名(キャンセル1名)

< サプライズ誕生日祝いの工作 >

昨年の「忘年ち」が終了した段階で、今年の第1回の日に誕生日になるメンバーがわかっていたので、
常連のメンバーのみんなに声をかけ、お祝いイベントのアウトラインをつくっていた。
正月休みが終わった、この週の月曜日からバースデーケーキを予約したり、
ケーキに立てる花火にいたっては、ほとんど僕のわがままに近かったが、
工作メンバーに当日前日に買いに走ってもらうなどして、
いかに本人にその瞬間までわからないようには当日のセッション中にも小声で合図をかわして準備した。

< 当日 開催前 >

11時、近鉄奈良駅に到着。
東向商店街のダイソー等でクラッカー他、プレゼントを調達。その後ホールケーキの引取りにケーキ店へ。
12時、早めに来ていただいたメンバーさんと青丹彩ビルで合流して食事。
会場管理の方からzusaar応募告知した2Fではなく、昨年来使用させていただいている3Fの会議室の利用変更の申し出をうけ、その際、ケーキの保管に冷蔵庫の使用の許可をいただく。
机・椅子、プロジェクタ投影の準備を開始。

13時、JRを足にして会場に来るメンバーから、架線事故で到着が遅れるとメッセージ通知が届く。

JR利用者以外のメンバーが順々に到着。幸い、誕生日を迎えるメンバーさん到着前に常連メンバーに計画の確認。
ほぼ全員の参加者が揃ってなお、机・椅子、プロジェクタの配置を再調整。

< 本編開始 >

その時点では奈良が今年日本で最初のWordBench開催になるとの情報で、14時の神戸開催時間より一刻でも早くの開催をと、こぎつけ、開催宣言をした。
(しかし、その後 8日に富山が開催していることがわかって、ぬか喜びになった。)

■ 書籍に学ぶセッション

テキストである入門書をつかってのセッションを、具体的にどう進めてよいやら、
とくに準備をしていなくて、みんなの様子を見ながら、ともかくは読み合わせをしながら進行。
内容について都度、詳細解説は不要ではないか、など、聴衆メンバーからフォローの発言あり。

事前にFacebookページで、セッションで使用するWordPressは、各々自分でサーバなりXAMPやMAMPで用意してきてほしい旨を伝えていたが、ちょうど読み飛ばすインストールの解説にかかったときに遅れて入場してきた参加者の方が、全くの初心者のうえに、Facebookページも見ておられなかった(見ることができる状況になかった)ため、
この方の環境準備待ちとなり、一時休憩、自由質疑の時間に。
ここで、15時になり、2時間目の「聴講のセッション」からの参加者が来場。
このようなイレギュラーな事態に対しての対処・事前の連絡の不備を痛感。反省、要見直し。

■ 聴講のセッション

1:「WordPress3.8の特徴」(スピーカー: 高井茂樹)

(サプライズイベントをするため、会場利用可の残り時間を気にして) 結構ハイペースで話したが、
とくに説明は端折ることなく終えられた。
しかし、それでももう少し時間があれば、補足できる話はあったろうと思えて、ちょっと心残り。

2: 「WordPresss 初心者あるある(仮)」: 野口 一

参加者には好評価なお話をしていただけたようだが、この時点で誕生日祝いの準備に入ってしまったので、残念ながら内容は現場で確認できていない。

< 終えて >

大人数の聴講ではまず生じないような、聞き手から登壇者、みんなに聞かせる発言が自然に発生したり、隣のメンバーが遅れていたら理解の手助けをするような「心安い」雰囲気は少人数の利点ともいうべきか、「奈良」の特徴としてかたちになってきた感じを覚える。
手探りの新しい時間割であるところに、サプライズ企画まで放り込んで冒険したが、
どのように転んでも、その「心安さ」があるがゆえ、デキがいいとは思わないが、臆することはとくになくできた。
「忘年ち」やサプライズもののような、この仲間で遊ぶようなことも、来てみんなに会って楽しい場にするべく、これからも織り込んでいきたい。
・・・次のメンバーの誕生日の機会はもう同じ手が使えないようにも思うけれど。

デザイナーがゆえに気になる、わぷーのGPL。 #wpacja2013

2月21日、WordPress Advent Calendar 2013の21日目の記事を担当させていただきます。

日本のWordPressコミュニティにおいて、名だたるお歴々が代わるがわるテクニカルなお話を綴ってきておられますが、そういう意味では、タメにもならない、ちょっと気が抜けたような話になりましたら、申し訳ありません。(笑)

WordCampやWordBenchなどのWordPressの勉強会コミュニティは、そのソフトの性格上、IT・Web系のそれらにはない、プログラマとデザイナーが呉越同舟する、類まれな部類のコミュニティです。

仕事でディレクターが間に入らないとマッチングされないようなお互いが、WordPressへの名のもとに集い、
WordPressのことはもちろんのこと、デザイナーはプログラマの、プログラマはデザイナーのお互いの扱うものや当人たちのアタマの中を覗く、
とても刺激的な場所になっていて、それが縁でさらにお互いに他の得意分野を教えあうような機会が枝葉的に生まれたりしています。
僕にとっても、いまやこのつながりが仕事には欠かせない武器であり、財産になっています。

僕が奈良にコミュニティを仲間とともに立ち上げるに至ったのも、その価値を強く感じるからです。

そんなわけで、デザイナーにはデザイナーの目線のWordPressの楽しみ方や関心があり、
WordPress日本公式キャラクター「わぷー」もまた、デザイナーとってWordPress関連の気になる存在です。

僭越ながら、愚作でございますが、WordPress日本公式キャラクター「わぷー」をカスタマイズして、
昨年のちょうど今頃に、鹿せんべいを抱えた「奈良のわぷー」を、
今年の夏にはコミュニティの企画に参加して舞妓ちゃんの傘にすがりつく「京都・舞妓ちゃん&わぷー」を描いて、公開させていただきました。

作ったからには、それぞれが奈良や京都のWordPress関連のイベントや活用シーンで、望まれて使ってもらいたい。
そのためには素性正しいものであってほしいと願うのは、作り手のこだわりというもの。

ちゃんと調べて、正しい手続きで配布しようと考えました。

ところが、このWordPressの公式キャラクターは、WordPressとおなじ、ソフトウエアのGPLライセンスで配布されているという、
世にも珍しいデザイン・アート、画像でありながらオープンソースとおなじライセンスなのです。


GPLとは?

GNU General Public License
GNU(グヌー)プロジェクト(フリーソフトウェア財団)が規定した、プログラマどうしでソースコードを自由に融通して利用しあうためのルール

GPLに規定されている内容

著作権者はそのソフトウェア利用者に対してのような許可(ライセンス)を与える

0: 実行
1: ソースを見て調べて改変
2: 複製して配布(販売を含む)
3: 改変して配布(販売を含む)

かつ、2と3を行うときには配布された人にも同じことを許可(ライセンス)を与えること。
またGPLのソフトウェアを改変して配布する場合は、配布した相手から求められればソースの公開が必須であり、それがオリジナル版から改変されたものであることを明示する必要がある。


この理屈に照らして、自分が作った「わぷー」たちをGPLライセンスで正しい手続きで配布するとなると、

何が悩ましいかといえば、ソースコードのGPLであるならば、どこからどこまでの記述が改変箇所だということが当然に明示できるけれども、画像となると、「客観的に」改変箇所を示すしか、しようがない。

SVG形式で画像をソースコードであらわすことはできるけれど、実際問題、じゃあオリジナルの「わぷー」の部分のソースがどこまでで、どこから「鹿せんべい」なのか、明示することは困難です。

というわけで、苦し紛れですが、「奈良のわぷー」と「京都・舞妓ちゃん&わぷー」について、配布元のページでは以下のように書かせてもらっています。
間違っていたり、もっと適正な説明の書き方があれば是非、おしえてください。
(英文のChange Logは、単に気どって英語で書いてみただけですw)

WS000002

 

WS000000

しかしながら、僕がこのように説明文を書いているのが、正しいご当地わぷーの配布で、
他のご当地わぷーの在りようが間違っているというわけでもなく、

たとえばGPLのソースコードを改変してネットで公開すると、公開されたコードは即GPL適用になってしまうのと同じ理屈で、
カスタマイズされた「わぷー」をネットに上げて公開すれば、それも即GPL適用になっているわけで、
それを見つけたユーザーがこれを拝借して使用したり、カスタマイズする自由を妨げるものはないのです。

WordPress同様に、WordPressの魅力のひとつとして、「わぷー」のカスタマイズもどんどん楽しみたいものです。
来年もWordPressイベントのたびに、あるいは各地で、新種のわぷーが生まれるんでしょうね。

「和同弁知」第6回、shinchaya的ふりかえり。

2013/12/14
WordBench奈良「和同弁知」第6回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~17:00
参加者 11名(キャンセル1名)

企画段階から何かセッションをする内容がまとまらず、忘年会的なものを行う予定で準備を進めた。
「懇親会」=「忘年会」にすると、参加されないメンバーもおられるので、あえて本編の時間で飲食できるようにした。
会場に近いお弁当屋でオードブルセットを予約したり、メンバーで仲良く当日の買い出しの機会ができたのも、よかったように思う。
何より機転をきかしてくれるメンバーの存在はとてもありがたかった。

ただ直前に第4回と第5回のセッションを再演することを告知していながら、期待していたメンバーにすべて聞かせてあげられなかったような、時間管理をいい加減にしてしまったことは申し訳なく、反省せねばならない。

前回にたいていのことは決めてしまった来年度からの3セッション制だが、
「奈良」以外のメンバーを最終に懇親会にまでいていただけるように聴講のセッションを2時間目にもってくるように変更したり、開催日を毎月第2週の土曜日に基本にするなどを確認した。

聴講のセッションについてはWordPressの初級ではないひとの関心を引く、高等な内容も盛り込んでいくことを僕から提案したが、メンバーからは自分たちのレベルに合わせた内容を求める声が多く、総意としてはテキストを使ったセッションの内容と関連を意識して、メンバーの関心レベルに合わせたお題の選択をしていくこととした。
「奈良」はむしろ関西で「初心者」の受け皿であるべきとの声もあった。

自分としてはとくに反論の思いはない。
それよりもまだ半年ほどの歩みではあるけれど、メンバーそれぞれに「奈良」のコミュニティはかくあるべしという思いをもっていてくれていることが確かめられて、むしろ嬉しく思えた。

毎回お題の選定にもがきながら、どうにかWordBench奈良は越年できるまでにこぎつけた。
関西でも、日本国内においても「奈良」はコミュニティのひとつとして認知してもらえて、
最近は「和同弁知」の漢字4文字を綴れば「奈良」の勉強会だとわかってくださるかたもいる。

外からの温かい目にも見守られながら、ここに集ったメンバーとまた来年もさらに学んで楽しいWordBench奈良に、きっと進化していけると思う。

「舞妓&わぷー」の後始末。

11月24日、WordBench京都の3セッション目に「WordPressとわぷーのGPLについて勉強してきました(京都編)」のお題で登壇させていただいた。

さかのぼること今年の夏、Facebookページではじまった「京都のご当地わぷーをつくろう」企画で「舞妓ちゃん&わぷー」で独り、エントリーした。
確か、本当の言い出しっぺは僕で、
当初はWordBench京都として何らかの用途があって「代表」を選ぼうという意図だったように思うが、結局その機会を逸して、使い道もないので、純然たる京都のご当地わぷーの1デザインになっている。

その企画でFacebookページを賑わせたメンバーどうしの自由なやりとりの中で、
わぷー自体のGPLはもちろん、わぷーと組み合わせる京都らしいモノたちの著作関連の権利について、僕を含めたWebのコンテンツ業界にいる人たちが意外とよくわかっていないような印象をうけて、言い出しっぺの責任で、これはどうにかしなきゃと思ったのと、
また「舞妓ちゃん&わぷー」を作るなら作るで、GPLを理解してルールにのっかったものにしたくて、この日の登壇に至ることになった次第。

 

心知れた奈良のメンバーの前でもまだ2回ほどしか登壇したこともないのに、はじめてのアウェイ登壇だったけれど、京都のWordBenchのみなさんは寛容で、気兼ねなく話せる環境でとてもありがたかった。
仲よくさせていただいている方の来場もあったのも大きな救いだった。

調べものをするにあたって、Facebookや出向いた会場で、失礼を顧みず愚問をいっぱいぶつけて、
それぞれ逐一ていねいに解説してくださった方、気にかけてわざわざ情報をくださった方、
本当にありがとうございました。
みなさんのWordPressの繋がりの中に居させていただいてることに本当に感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

「和同弁知」第5回、shinchaya的ふりかえり。

2013/11/23
WordBench奈良「和同弁知」第5回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~15:30
参加者 6名(キャンセル1名)

立ち上げの打ち合わせ(第0回)の8人も下回る。
第1回からの皆勤もとうとう僕を含めても2人になってしまった。

– 開場前 –
会場管理の金原さんが午前の出張から、戻られていなかったが、事前連絡どおり3人がけの長机を向かい合わせた配置が終わっていて、とくに準備は不要だった。
プロジェクターを使用しなくても、PCのモニターをみんなに向けてのぞきこめば充分なので、そうすることにした。

初めて来られた方は、ずいぶん幼い感じの顔つきだと思って、職場などを尋ねてみると、なんと、中学生だった。

先の関西オープンフォーラムでも女子大学生が参加を希望してくれたけれど、産学の枠を超えて、むしろ学生側が主導するWordPressのイベントがあっていいと、とくに奈良や京都については、常日頃そう思うのだが、中学生はちょっと驚いた。

テーマ作成はおろか、functions.phpも普通に、しかも趣味で触っているらしい。
彼のような人材が流出せず、充分に活躍できる場に奈良はなっていってほしいものだ。

– 本編 –
今回みんなに聞いていただいたGPLのお題は、ここ2ヶ月以上かけてあたため、準備してきたもの。
と言っても、個人的な思い入れに過ぎないが。
愚作の奈良、京都のご当地わぷーを全うなGPL作品としてリリースしようとした過程で学んだことで、WordPressからではなくわぷーからの切り口なのが、デザイナーな僕の勉強成果である。

 

長くあたためたお題だけにもっとたくさんのみんなに聞いてほしかった気もするし、
しかし結局WordPressについてもわぷーについても、普通に関わる限りは何ら支障はないとの結びになるわけで、みんなのお役に立てる話であったかは疑問だったりもするが、
中学生の彼には満足をしていただけたような感想をもらえて、(理解してくれたこと自体頼もしいが)、為になってくれたのならばうれしいことだ。

本編開始前にここ2回、参加者がショートしつづけている危機感というわけではないが、結果、第1回からのシリーズお題が頓挫したことは事実で、今後、来年度からの和同弁知をどうしていこうかを話しあった。

お題募集はよいが、初心者的には何でもしたいけれど、具体的に何をしたいかは言いにくいという意見があった。

やはりWordPressを使ったサイト構築を手を動かして学ぶような機会はあるべきとの声があった。
頓挫したシリーズは具体的な目標や完成形が見えないのがよくなかったとか。

しかし誰かに先生になってもらって教材やスライドを用意してもらうのは負担が大きい。
そこで、みんなで共通の入門書を購入して、各回読み進めて、こなしていく案が採択された。
欠席しても自習して追いつくことも可能。

これを2時間目として、1時間目は聞きもののセッション。
大阪、神戸、京都や他のWordBenchからも先生で来てもらおう、それを奈良県外からも聞きに来てもらおう、WordBenchとして繋がる機会にもしようということになった。
そのためにもまた来たいと思える場所になるよう、青丹彩のリニューアルは早く行き届いてほしいけれど。

3時間目は個別に質問できたりできるような、放課後のようなフリータイムを設けることにした。

こういう時間割になれば、どこからでも参加できるし、もちろん帰ることもできる。
1時間目が都合できなくても2時間目からの開催は可能だ。
正直、各回の準備も色々楽になる。

来年からの和同弁知はずっと楽しいものになってくれればうれしい。

「和同弁知」第4回、shinchaya的ふりかえり。

2013/10/26
WordBench奈良「和同弁知」第4回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~15:30
参加者 12名(キャンセル5名)

はじめて最低催行人数を割り込んで、参加費が人数頭割で50円増しになった。
ご家族やご本人のケガなどが重なるときは重なるもので、第1回から皆勤の人が自分を含めて4人だった。
寂しいことだけれど、その分、奈良でWordBenchと同じ時期にスタートしたクリエイターのコミュニティ「ならいろ」のメンバーの方々に参加いただけて、
このようなコミュニティの相互交流は奈良における業界的、あるいはWeb・IT活用シーンの道を拓いていくものであってほしい。

– 開場前 –

13時前に会場入り。
USTREAM番組を配信しているスタジオになっている小さめの会議室を借りることになり、放送用の機材を別室や部屋の端に移動し、長机とパイプ椅子を運び込む。
スライドの投影場所に苦慮したが、正面に向かって右側に通路をとって、プロジェクタの置き場をつくり、スライドは右端に小さめに投影し、
登壇者は聴講者といっしょに前のスライドに向かいながら、説明をするかたちになった。

聴講する側にはあまりありがたくない投影位置だけれども、
この位置で前を向いて「登壇」するのなら、
初心者も恥ずかしくなく「登壇」デビューできるんじゃないかと思えたりもした。

– 開講前 –

会場管理をされている金原さんのご希望で、新装するこのビルの中にコワーキングスペースを作るべきか否かを参加した皆さんに問う時間をとってさしあげた。
会社勤務の人、大阪に職場がある人、奈良市内で仕事をしていない人の比率も高かったので、要るという回答はなかなか引き出せない状況だったような気もする。
必要だという声が上がらないことがすなわち「奈良は遅れている」現実といってしまえばそれまでだが、奈良の場合、あれば使う。用意してあげなければ使わない、そんな感じだと思う。

明治になって、都(みやこ)の機能を奪われて、大阪に対抗意識をもって槇村や山本覚馬らが街づくりに奔走した京都とは、奈良はその頃から似て非なる風土とか気概がある。

願わくばコワーキングスペースは「用意されて」ほしいものだ。
作るほうは需要ありきなので、そこは無理もあろうから、
少しでも多く「使ってみたい」という声が他から集まりますように。

– 本編 –

お題は「WordPress 運用前の初期設定」。
前回やり残しのセッションである。
僕が会社で量産してきたWordPressサイトの仕込み手順をスライドとともに披露する話である。

 

第1回の「インストール」と第2回の「テーマ作成」のあいだにあたる内容なので、第1回から皆勤のメンバーが少ないのは返す返すも残念で、
「WordBench奈良の公式サイトをつくろう」というシリーズテーマでお題を企画してきたのもこれで頓挫してしまった感は否めない。

僕自身としては前回のスライドを使っての話はLTの位置づけになるから、
本格的な「登壇」はこれがデビューになった。

特段、あがるようなこともなく、これもそう多くない、毎回来てくれて心安くなったみんなに向けてのスピーチだったので、気もつかわず、
ときどき誰かれ問いかけて、相づちや発言を求めて進行できたので、
自分としてもそこそこ納得できる出来だった。

とはいえ、どのくらいの時間を使うのかの感覚が無くて、
消化する時間は気にしてるくせに、聴講者のみんなのために休憩をとろうなんて意識がまったくとんでいて、終了後に苦情をうけるハメに・・・
申し訳ない。次回からはくれぐれも気をつけたい。(笑)

セッション終了後、WordFes名古屋で、プライムストラテジー社さまからWordBench奈良に寄贈された新刊「WordPressの教科書2」の争奪じゃんけん大会を催した。
新参のコミュニティもちゃんと認めていただいたことがとてもうれしかった。

「和同弁知」第3回、shinchaya的ふりかえり。

2013/9/14
WordBench奈良「和同弁知」第3回
旧 なら青丹彩 1F
13:30~15:30
参加者 17名(キャンセル1名)

– 当日、開場前 –

会場セッテイングに開始30分前に来てみたが、
改装工事で、かなりの変化を期待をしていたのとは裏腹に、
使用するビルの1F部分は初夏まで営業していた、いわゆる屋台村風の店舗群の「仕舞屋」状態で、
机と座席は店の厨房を向く長いカウンターとフロア通路を挟んだ、靴を脱いで上がるような座敷。

巻取りスタンドの延長コードで、参加者が持ち込むPCの電源を人数分確保し、
貸していただいたプロジェクタをセットして、
店舗営業の頃のWifiスポットが生きているのを確認したものの、

どこにどう座ってもらうかレイアウトしようもないし、
あとから来るみんなの苦情を全部聞くつもりで腹をくくることにした。

来月の次回の頃も改装は終わっていないとのことだったので、ハンディキャップのある方もいるし、
このビルの階上での開催は難しいので、ちょっと悩ましい。

– 当日までの準備 –

今回のお題は「WordPresentation(ワードプレゼンテーション) – なんかしゃべって帰ってね -」

WordBench奈良は各回事前にFacebookページでアンケートをして開催日を決めているので、
人数は多くないが、皆勤率が高く、ハンズオンを繰り返してきたので、
顔もわかっていて、そこそこお互いの気心も知れているという、
この条件を利用して、プレゼンやLTの練習をしたいという希望があがったので、

それならば、参加者全員、みんな何かしゃべってもらおう、という企画にしてみた。
基本のテーマはWordPressに関するものとしたが、とくこだわらなくてよいこととし、
話すことがなくても、感想なり自己紹介でも可とした。

参加するみんなはだいたいが同じような仕事なり境遇なりでWordPressにも向き合っているだろうから、誰のどんな話にも参考になることや、共鳴もあるだろうとし、悪くない企画だと思ったからである。

企画の内容的に、腰が引けて参加を見送る人も少なくないのではとも思われ、
3連休という事情もあるにしても、なかなかエントリーの数字が伸びなくて、
会場使用料にはとどいたが、プロジェクタレンタル料になかなか至らず、ちょっと冷や冷やしたし、やれ、お題をスタートしても、もしかして各人のスピーチがすごく短かったりすると、
時間が余り過ぎたらどうするかという問題もチラついてきて、

2回目のテーマ作成のつづきに関しては3回のお題のタイミングでは準備がちょっと難しい状況がわかっていたので、

じゃあ、僕のほうで何か用意するしかないし、

まあ、せっかくの機会だし、Benchで遠からず登壇デビューするつもりで、
それをやるなら最初は当然に奈良と決めていたので、
突貫でネタを考えて、40数枚ほどのスライドを仕込むことにした。

合わせてWordPresentationの僕の話もスライドで用意することにした。
結果、当日はみんながそれぞれに頑張ってしっかりスピーチしてくれたので、
むしろ終了の定刻を大きくオーバーさえして、
僕の登壇デビューは次回に繰り越しになったというか、WordPresentationの話のほうでデビューになったのかな。

お題を立てて、その教材などの準備ができるメンバーや
「話せるメンバー」がかなり偏るので、人材の補充が危急な課題だ。

そういう意味でも、今回のWordPresentationのような機会が、
話せるメンバー、話したいと思うメンバーを奈良の中で生まれるきっかけになればいいと思うんだよね。

– 当日、本編 –

僕以外にもはじめてスライドをつくってプレゼンに望まれたかたもあれば、
すでに数をこなして、お手本になるプレゼンをしてくれたひともあり、

僕も自分がした話は自身で思い描いてた出来には程遠い感じで、
人前で話すこと、スライドのつくりかたなどに、もっと頑張ろうと感じたという声は他にもあったし、

少なくとも自己紹介などを通して、さらにお互いの理解を深める機会にはなったように思う。

極端だが、今回のWordPresentationのような機会でなくても、
勝手でいいので、みんなの前に出てきて、

WordPressに関して、わかったこと、わからないこと、思うところを好き放題話すような、
間違ってることを話していたら、もっといい方法があるなら、
知ってる誰かが声を発しておしえてあげるような、そんな勉強会に和同弁知はもっていきたい。

ハンズオンにこだわる、というよりは、
誰かが専任で話して、みんなが聞くだけの聴講スタイルはなるべく否定して「全員参加」にこだわりたい。

 

– 懇親会 –

ATENDをたてて公式に募集をしなかったけれど、「懇親会」をはじめておこなった。
本編についてや、個々の質問もあったし、
ただ楽しい話題もそれ以上にあったし、いまさらその意義やらをどうこう言うまでもない。

でも、前回までの「締めのお茶会」までなら参加するひともいるのかな。
親睦の深め方にとくにルールはないので、このあたりはちょっとみんなに聞いてみたい。

「和同弁知」第2回、shinchaya的ふりかえり。

2013/08/24
WordBench奈良「和同弁知」第2回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~15:30
参加者 22名(キャンセル1名)

前回の参加応募人数をせめて満たすべく、新たに会場探しをしていたが、
公共、私設有料のコミュニティ施設の条件にどうも満足がいっていなかった矢先に、
WordBench京都メンバーのcotoのマチコさんから、紹介をうけたKDDIコミュニケーションズの西村さんに、奈良市内にOPENを目指している、新しいコミュニティスペースとご縁をとりもっていただいた。

各回のお題を選定しながら、参加予測人数にあわせて会場探しする難しい状況にあったところに、
奈良のIT方面をどうにかしようと、同じ思いをしているひとが同じ時期にいたなんて、
時代の要請というのか、嬉しいやら、驚きやら、なんとも渡りに船で一気に開放された感じ。
みなさん、ありがとう。

そんなわけで工事進行中の同場所での試験使用を認めていただいての第2回だったけど、
でも、まだ現時点ではオフレコなことも多くて、
当日、まだ看板の無い不確かな場所へ、話せない事情で、しかも天候の心配はあるしで、
参加者を誘導するのはなかなかに悩ましかった。

セッションの内容は静的なHTMLにWordPressの関数を追加したり、置き換えたりして、
「テーマ」をつくり、その仕組みを勉強しようというものだったが、

進行役として、前回はいろいろ悔やんだりはしたが、
もう今回は参加してくれたひとたちの「自主性」に依存しきって、
要は、楽しんでもらえるかどうか、そこだけを気にしていた。

お題を提案してくれたメンバーが自ら完成度の高い教材まで用意してくれて、
本番では積極的に知恵者役で立ちまわってさえくれたのは、大きかった。これは感謝。

閉会後も個々に名残惜しさを感じて、自然、お茶から飲み会に流れたことが、
今回もどうにかよろこんでもらえてる証しかな。

次回以降のアイデアなどもみんなから聞けたことは、
このコミュニティがちゃんとみんなに大事にされてることがわかって、
ちょっと明るい展望も、早々に見えたような気がして、それが一番嬉しかった。

WordBench京都向けの「わぷー」描きました。

WordBench京都の「ご当地わぷーをつくろう」の企画にのっかり、描いてみました。

メンバーに向けたアンケートで具体的なイメージで提案があった、「舞妓さんの傘につかまるわぷー」です。

コトチカのキャラクター風という意見はとても興味深く、
絵にしてみると思いがけず、京都らしい和の雰囲気になり、
これまでにない、わぷーにもなったかな。

洛内の社寺については、金閣寺や清水寺などもありますが、
それぞれ特徴的で「立ち過ぎ」てしまうので、
よくある感じですが、一番京都らしい、
東寺の向こうに大文字さんを背景にすることにしました。
五重塔は実際の東寺のシルエットを使っています。

舞妓さんのモデルはあくまで個人的な好みですが、
祇園甲部の舞妓、紗月(さつき)さん み・た・い・な、
イメージにしました。
ちなみに紗月(さつき)さんは、今年の都をどりのポスターのモデルをされています。

舞妓さんの髪は「おふく」より「割れしのぶ」のほうがいいかな?とか、
「だらりの帯」で帯の端には置屋さんの家紋が入ってるとか、
わかる範囲ですが、ちゃんと調べて絵にしました。

これで十分といえるかどうかわかりませんが、こだわった理由は、
「WordPress」で、「京都」となると、外国から来られた方にお土産にできるような、
いちおう「国際性」も意識しなくちゃいかないかな、
となると、京都の文化を曲げて伝えるようなことがあってはいけないんじゃないか、
と個人的に思ったからです。

ステッカーになるとキャラクターや装飾にあわせた形状になるのが常ですが、
ここは「花名刺(はなめいし)」のサイズ形状にしました。「花名刺」は舞妓さんの名刺です。

昔から、舞妓さんからもらった花名刺を財布に入れておくと、お金が舞い込む(舞妓む)と言われていて、とても縁起の良いものとして人気があります。

和風で、ノートパソコンに貼ると形状からも、
他のステッカーより目立つこと間違いないでしょう。運や仕事もマイコむかも。(自画自賛。)


真四角なものはSNS用につくりました。

独りよがりな駄作ですが、使っていただけたらとうれしいなあ・・・