「和同弁知」2015年度第10回、shinchaya的ふりかえり。

2015/11/21
Women’s Future Center(ウィメンズフューチャーセンター)
10:00~11:55
参加者 12名

10月は和同弁知を開催できなかった。
その理由は、これまで月の第2週目の土曜開催の固定化ですすめてきたのだけれど、登壇を依頼するうえで、その方のやはり最優先しないわけにはいかず、10月についてもそういう状況だった。
そこへきて10月というのは親でもある参加者のみなさん、会場管理者のかたにとってお子様の運動会やら発表会やらご家族にとって欠かせない行事が週末を埋めてしまって、日程と会場の確保が困難になってしまったからだ。
奈良の参加者の傾向上、ここは避けて通れない。
ある意味この業界を牽引している層が、若い世代だった印象が、みんなそういう年齢に達していているということを現しているかもしれない。

と、いうことで準備に関しては10月の段階からすすめていて、お題は「みんなでプラグインをつくってみよう」というもので、普段仕事でクライアントサイトをつくるたびにfunctions.phpに決まって書いているコードをプラグインにしてしまおう、というハンズオン企画だった。

白羽の矢を立てさせていただいたのは、今夏のKansaiのCampで出会ったすぎやまさんで、彼はそれ以降公式にテーマやプラグインを申請、リリースしていて、WordPressのコミュニティの”次世代”を担いそうな雰囲気の真面目な方だったのでスピーカーと世話人を打診してみると、意欲的に挑戦したいと請け負ってくれた。
使用するスライドも早々に作ってくれて、それについてあまりに今回のお題に対して内容が高度すぎて泣く泣く作り直しをお願いしたくらいであった。ノウハウとしては優れたものをもってるひとには間違いなかった。

例によってハンズオンなので、予想外なことが起こりやすいもので、準備や心づもりができているようで毎度のことながらあとで反省することが多い。

予想外だったのは、奈良は参加エントリーが毎回ぎりぎりな方が多く、今回は午前開催になったせいもあるが、フタを開けてみるといわゆる常連の顔ぶれが少なく、ほぼ初参加でのかたで占めてしまい、しかもWordPress初心者のかたも混じっていた。
プラグインのハンズオンなのだから、ある程度自分が自由にできるWordPressの環境は用意されているものというのも通じない状況で、ここは案内の文面で大きくヘタを打ってしまった。
プラグイン化したいコードをもってこられているかたも無く、これについては僕のほうで数個用意していたのをほぼ全部出してしまうことになったが、準備しておいて救われた。

すぎやまさんに関しては登壇のご経験がないので、これからご経験を積まれてさらに進化していかれるだろうと思うし、こじんまりとみんなと小グループ感覚で向き合える奈良ではそんなに心配はないかと思ったが、今回に関してはこちらから質問形式で投げかけて、どうするのがよいのか、どういう意味なのかを回答していただくようにしてさし上げるのがよかったかもしれない。
本当はたくさん用意していただいたプラグイン素材もお話もあったのに機会を失わせてしまって大変申し訳なかった。

それと、まったくの初心者の方々に適切なものも用意できなかったのはもちろんよろしくない。

反省とは尽きぬものである。