「和同弁知」第4回、shinchaya的ふりかえり。

2013/10/26
WordBench奈良「和同弁知」第4回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~15:30
参加者 12名(キャンセル5名)

はじめて最低催行人数を割り込んで、参加費が人数頭割で50円増しになった。
ご家族やご本人のケガなどが重なるときは重なるもので、第1回から皆勤の人が自分を含めて4人だった。
寂しいことだけれど、その分、奈良でWordBenchと同じ時期にスタートしたクリエイターのコミュニティ「ならいろ」のメンバーの方々に参加いただけて、
このようなコミュニティの相互交流は奈良における業界的、あるいはWeb・IT活用シーンの道を拓いていくものであってほしい。

– 開場前 –

13時前に会場入り。
USTREAM番組を配信しているスタジオになっている小さめの会議室を借りることになり、放送用の機材を別室や部屋の端に移動し、長机とパイプ椅子を運び込む。
スライドの投影場所に苦慮したが、正面に向かって右側に通路をとって、プロジェクタの置き場をつくり、スライドは右端に小さめに投影し、
登壇者は聴講者といっしょに前のスライドに向かいながら、説明をするかたちになった。

聴講する側にはあまりありがたくない投影位置だけれども、
この位置で前を向いて「登壇」するのなら、
初心者も恥ずかしくなく「登壇」デビューできるんじゃないかと思えたりもした。

– 開講前 –

会場管理をされている金原さんのご希望で、新装するこのビルの中にコワーキングスペースを作るべきか否かを参加した皆さんに問う時間をとってさしあげた。
会社勤務の人、大阪に職場がある人、奈良市内で仕事をしていない人の比率も高かったので、要るという回答はなかなか引き出せない状況だったような気もする。
必要だという声が上がらないことがすなわち「奈良は遅れている」現実といってしまえばそれまでだが、奈良の場合、あれば使う。用意してあげなければ使わない、そんな感じだと思う。

明治になって、都(みやこ)の機能を奪われて、大阪に対抗意識をもって槇村や山本覚馬らが街づくりに奔走した京都とは、奈良はその頃から似て非なる風土とか気概がある。

願わくばコワーキングスペースは「用意されて」ほしいものだ。
作るほうは需要ありきなので、そこは無理もあろうから、
少しでも多く「使ってみたい」という声が他から集まりますように。

– 本編 –

お題は「WordPress 運用前の初期設定」。
前回やり残しのセッションである。
僕が会社で量産してきたWordPressサイトの仕込み手順をスライドとともに披露する話である。

 

第1回の「インストール」と第2回の「テーマ作成」のあいだにあたる内容なので、第1回から皆勤のメンバーが少ないのは返す返すも残念で、
「WordBench奈良の公式サイトをつくろう」というシリーズテーマでお題を企画してきたのもこれで頓挫してしまった感は否めない。

僕自身としては前回のスライドを使っての話はLTの位置づけになるから、
本格的な「登壇」はこれがデビューになった。

特段、あがるようなこともなく、これもそう多くない、毎回来てくれて心安くなったみんなに向けてのスピーチだったので、気もつかわず、
ときどき誰かれ問いかけて、相づちや発言を求めて進行できたので、
自分としてもそこそこ納得できる出来だった。

とはいえ、どのくらいの時間を使うのかの感覚が無くて、
消化する時間は気にしてるくせに、聴講者のみんなのために休憩をとろうなんて意識がまったくとんでいて、終了後に苦情をうけるハメに・・・
申し訳ない。次回からはくれぐれも気をつけたい。(笑)

セッション終了後、WordFes名古屋で、プライムストラテジー社さまからWordBench奈良に寄贈された新刊「WordPressの教科書2」の争奪じゃんけん大会を催した。
新参のコミュニティもちゃんと認めていただいたことがとてもうれしかった。