「和同弁知」ロゴマーク 制作意図

奈良のわぷーをつくった経緯は別に書いたのですが

「和同弁知」は見ての通り、WordBenchの語呂で、
日本最古の流通通貨として平城京造営にも大きな役割を果たした
「和同開珎」のもじりです。
語呂も、WordBenchの活動の雰囲気を意識してみたつもりです。

筆と墨は奈良の名産で、お寺や神社のイメージに強く結びつく墨書の雰囲気にして、
雅(みやび)な京都とは違う、奈良らしさにこだわりました。

WordBench奈良 立ちあげで、個人的に周知活動するうえで、メンバーの誰の同意も得ずに制作したものに過ぎません。

奈良のわぷーそのものと同様に、この「和同弁知」も、
奈良にかかわるみなさんが、他のデザインをのぞまれて、そちらが支持されれば、
WordBench奈良のロゴマークを替えることには躊躇はありません。

というわけで、僕は奈良でBenchをしようと思った。

もうすぐ4まわり目の誕生日を迎える。

最初に就職した会社の同期たちは、その会社でもう立派な役職だったりする。

働きが悪くて、目をつけられて、体よくリストラされたような僕は、
その頃には同期たちに徐々に差をつけられてきていた感じだったから、
今頃、たぶん居たところで、大した役目もないままだろう。

この歳になってまだ自分の家族もない。
諦めたわけでもないが、そんなに多く期待もしていない。

Web屋稼業になったのもかなり遅い方だったけど、
なんだかんだで、途中何度か挫折を味わいながらも、
気がついたら10年もつづけてしまった。

もともと偏屈で頑固で難しいこの愚男をいまの会社が拾ってくださって
我慢して4年も放り出さずに抱えてくださて、感謝で頭も上がらない。

制作会社を転々として、いまもべつに役職もない身分だけれど、
4まわり目が迫る頃から、ずっと迷惑なくらい好き勝手させてもらってきたけれど、
そろそろ一介の大人として、いちおう社会人の先達として、
何か、あとからくる人たちに残さないといけない気がしてきた。

僕は現役のWeb屋として、まだまだ勉強して前に進む気持ちは萎えていない。
でも、夢を追いかけるにしても、
その夢をもっと若い人に受け継いでもらったほうが、
もっとすごいものになるんじゃないかという気がしている。かなり。

何かをおしえてもらったり、人のつながりができると、
昔はただ得しただけの気分だったけど、
いまは、その機会をつくってくれた人たちに、
できるかぎり同等のお返しをしないと割が合わないような気がするようになった。

僕には大した腕もないかわりに、
そういう導きをするとか、場を作るとか、そういうことはできるんじゃないか。
そういうことが使命な年齢になってるんだよ。間違いなく。
そうだよ、気付くのが遅いくらいだよ。まったく。

いっしょに働く職場の後輩だけじゃなく、
業界の年下の子たちのために、僕ができることでWeb屋の未来を少しでも明るくしなくちゃ。

昔の僕を知っているひとたちは笑うだろうね。
このつきあいの悪い、宴に招待されても行かない、わがままで孤高で来たバカタレが、
自ら、人を集めて何かしようというんだよ。

とはいえ、最近もつきあいよくないけど、いまはどっちかというとお金がないからで。

というわけで、僕は奈良でBenchをしようと思った。

「和同弁知」第1回、shinchaya的ふりかえり。

2013/07/14
WordBench奈良「和同弁知」第1回
珈琲館 奈良三条店 パーティールーム
14:00~16:00
参加者 15名(補欠で来ていただけなかった人4名、キャンセル2名)

早期登録メンバーを招集して事前打ち合わせをし、
その内容を招集した僕が自ら覆すような感じで内容と進行を組み立て、
向かえた「奈良 初」のWordBench。

WordPressビギナーに知識ある先輩がおしえ、
その様子を傍観しながら、知識を確認しあうという企画。

みんなで足並み揃えて、段階を追っていくつもりの進行表が、早々に何の意味もなさなくなった。

段階を部分的に任せていた「知恵者」役との直前にすり合わせしなかったこと、
参加者心理で、会場一番奥の席に行ってしまったホントの初心者の進捗がまったく把握できなかった、回遊導線のない会場。

でも、WordPressそのものへの個々の関心は、別に進行表があろうがなかろうが、
3つになんとなくわかれたテーブルでそれぞれで、話題が絶えることがないのが救いだったか、
そもそもビギナーさんには何にしても得になる機会だったので、
終了してから、参加された方から謝辞や次回も参加したいという多くのメッセージをいただけた。

とはいえ、進行役をかってでた身としては、
参加メンバーみんなで、目指した共通の満足にいたれなかったことは残念だ。
思っていた感じではなかったという、感想をもたれた方もきっといただろう。

次回は今回補欠枠で来れなかった人にも、いっしょに楽しんでもらえるような内容と、
人数的にも網羅できる会場も探して用意しなくちゃいけない。

「WordBench奈良」追記。「奈良生まれ&奈良育ちのかたへ」

ふるさと納税、なんてのもあるご時世に、

よく考えたら、 奈良県在住・在勤の方へって
奈良県生まれや奈良育ちのかたが、 他府県から「WordBench奈良」応援しにきたらあかんの?

 

あ・・・。

 

そうですよね。
すみません。大阪人の僕が勝手なこと、のたまわっていました。

来てください! オトロシくなかったら、是非、故郷のBench、盛り上げてください。
お待ちしております。

» 「WordBench奈良」に関する前回の投稿

奈良県内に在住・在勤・在学でWordPressにかかわっている方へ

奈良県内に在住・在勤でWordPressにかかわっている方。

& 奈良生まれ、奈良育ちの方。(追記)

いっしょにWordBench(ワードベンチ)奈良をつくりませんか?

WordBench(ワードベンチ)とはWordPressをテーマに、
業界、社会人、学生の区別なく有志が集まり、
勉強会やイベントを開催する地域コミュニティで、
日本各地で立ち上がり、活動を展開しています。

WordPressは無償で私たちが使えるオープンソースであり、
WordBenchはその恩恵に対して有志がWordPressのさらなる普及と、
より便利に使えるものにするために、
知識やアイデアを持ち寄ってWordPressに寄与・還元・貢献することを目的としています。

隣県の地域では神戸、大阪、京都ですでに大きな人数をかかえるほどに成長していますが、
WordBench設立の条件には複数人の参加者がいればよいので、
WordPress好きがちょっと集まって、みたいなところから始められたらと思っています。

WordPressがお仕事の方、そうでなくとも、
WordPressにかかわっている方はWordBenchで繋がり合うことで、
お互いが貴重な情報源になり、またそれ以上の人間関係も生まれます。
現にいまおもに大阪のWordBenchに通う私にはいまの仕事にこの繋がりが欠かせません。

そう、私は大阪人です。生まれも育ちもコテコテです。
だから奈良のどこが真ん中で、果たして奈良の人が集まる気があるのか全く想像がつきません。

だから反応があるのか、どきどきです。

先走って、WordBench奈良のキャラクター「わぷー 奈良バージョン」も用意させていただきました。

nara_wapuu

GPLライセンスで配布いたします。
奈良県下の同業のWeb屋さんや県内でのイベントでWordPress普及に一役買われるところは、どんどん使ってください。

(著作権: Takai Shigeki (shinchaya) 「GPL バージョン2 またはそれ以降のバージョン」というライセンスのもとに公開)
オリジナル: WordPress 日本公式キャラクター「わぷー」
(著作権: カネウチカズコさん、「GPL バージョン2 またはそれ以降のバージョン」というライセンスのもとに公開)

またこの奈良わぷーが最終決定というつもりもありません。
WordBench奈良で集まったみんなでもっといいデザインがあれば変更することは全然あり!
と思っています。

だって、私は大阪人ですから、奈良のみなさんが愛してくださるわぷーのほうがいいです。

とりあえず、私のお友達とか県外から駆けつけてくれる優しい方も少なくないとは思いますが、
ちょっと今回はあくまで奈良県内に在住・在勤& 奈良生まれ、奈良育ちのみなさんに限ってお声がけします。
ごめんなさいっ。いつかきっとみなさんにはたすけていただくときが来ると思いますから!
そのときは是非お願いします。

と、いうことで奈良のみなさん。
WordBench公式サイト「奈良」、Twitterの@WordBenchNaraで待ってます。