「和同弁知」2014年度第5回、shinchaya的ふりかえり。

2014/ 4/12
なら茶フェ (SHIRO三条ビル 1F)
13:30~17:00
参加者 5名

WordPress翻訳体験会 (全国WordBench合同 春の翻訳&ドキュメント祭り 連動企画)

千葉のWordBenchモデレーターのねこみみさんから、奈良も翻訳祭りに参加されませんか?と、
直々にお声がけがあった。
ともに同じ趣旨に賛同し各地にあるWordBenchどうしのつながりに、奈良もその仲間として歓迎されているのだから、これに応えない理由はない。

しかし個々に意見をきいてみて、WordPressへの関心や知識が平均してそれほど深くない奈良の常連メンバーさんの多くには「翻訳」にまでは関心が及んでいないし、かくいう自分も含めてがっつりとまでの翻訳経験者がいなかったこと、結果5名の参加エントリーをいただいたが、常連さんはほぼ皆無で、第5回と銘打つかも含めて、開催方法には少し悩んだ。

でも、かねてから気にしているのだけれど、WordBench奈良は過去、常連参加者の知識や関心にあわせて必然、初級者寄りの内容で開催してきているので、初級者でもない人が寄りつけない、寄りつかない会になってる気がしないではなく、それは奈良で「おしえる」立場のひとを固定化し負担も押しつけてしまうので、
やっぱり中級以上の人も来ていただきたい。
そういう意味では、翻訳の回をもつことで、ひょっとしたら違う関心を持っておられる方に出会えるかも知れないと考えて、(そういう助言もいただいて) なんらかのかたちでこの企画に賛同してみることにした。

人数が少ないので、いつもの会場では会場費を参加人数で頭割りしても額が大きくなるし、
お茶やお菓子をいただきながら、楽しくすすめたいので、かねてから利用のお誘いをいただいていた「なら茶フェ」で行うことにした。

祭り本部メンバーに了解をとって、奈良は「祭り」にはネットの放送は視聴させていただくも、各地の発表の時間は翻訳経験の浅い参加者には負担に思えて楽しめないだろうし、カフェ実店舗のためこちらから中継映像の配信も難しいことから、直接参加せず、次回以降の正式な参加を念頭に、今回は「翻訳体験会」として行うことにした。

(開催前)
前の週末に、なら茶フェに寄って、開催の確認をとったが、お店としては営業の関係からスタート時間をもう少し遅らせられないかと打診された。
結局13時スタートでOKしていただいたが、それはそれで忍びないし、かといって翻訳解説の放送時間は決まっていたので、ずらすこともできないので、その放送時間は参加者にイヤホン持参で自身のPCに見入っていただくようお願いすることで対応することにした。

(当日)
12:30になら茶フェ到着。

奥の大テーブルを予約ですでに押さえていてくださっていて、お客さんがカウンターに案内されていて、かなり恐縮した。

祭り本部のFacebookグループページの投稿から文脈でGoogleハングアウトを使用するのだろうということは読み取れていたが、正式に書かれていなかったので少し不安だった。
事前に僕の方から尋ねておくべきだったが、忙しさにかまけていてそのままにしていた。

当初からGoogleハングアウトは最大10人しか映像のやりとりができないのに、すでに奈良も含めて10以上の地域のエントリーがあるので、どうするのかひっかかっていた。

テストのGoogleハングアウトが立てられて、そのときは奈良も映像ありで入場できたが、正式のGoogleハングアウトでは案の定、他の地域に先を越されて映像付きの参加ができなくなってしまった。

映像のみの配信URLが追って通知されて、奈良としては事無きを得たけれど、祭り本部の配信を準備していた方が最大10人をご存じなかったのはちょっと衝撃だった。
まあ、そんなことはよくあるのだろうけれど。

この日、参加されたのは、はじめてと少なくとも今年に入ってはじめてのかたといった顔ぶれだった。

翻訳の説明の放送を個々にPCで視聴したあと、マンツーマン的にpoeditの使い方を使用経験者がおしえてまわって、翻訳したいテーマやプラグインを祭り本部のスプレッドシートに書き込みして、重複がないか確認して、それぞれスタートした。

翻訳作業の個人的な感想であるが、翻訳するのは管理画面にでてくる入力箇所のタイトルや説明文で、
ここをどう日本語で書くべきかを一生懸命考えていると、じつは僕のようなWebサイト制作者がお問い合わせフォームやECサイトなどの入力誘導の文面のユーザビリティを考える勉強になっていることに気がついた。
これは、英語力がどうのとかいう以前に、そういう仕事に携わっている方にはかなりおすすめな気がする。

参加者それぞれが翻訳ファイルをアップしたが、翻訳されて表示される人とされない人があらわれる。
冒頭の解説のスライドを読み返すが、結局表示されない理由は参加したメンバーでは終了時間までに解決できなかった。

これに関しては、やはり翻訳作業に詳しい方をお招きして不具合の解決とさらに知識を話してくださるような機会を、分科会にするか、本編にするかも検討して設けることを決めた。

(その他、会場について)
SHIRO三条ビル(旧なら青丹彩ビル)内の会議室をWordBench奈良に貸していただいたご縁は、
細かく話すと、3月から使用可能になった新装の会議室の現在の運営者(三条通り商店街)ではなく、
じつは「なら茶フェ」の運営につながっている。

「なら茶フェ」はWordBench奈良に新装の会議室を利用することには特にこだわっていないことがこの日お話してわかった。

新装の会議室は結局プロジェクタスクリーンの設置を見送ったり、連絡も事務局スタッフがみんな商店主なのでつきにくく、何しろ申し込みが今どきFAXというのがかなりイタい。
最近新たに会場として使用させていただけそうなところが見つかったりしていて、そちらも条件次第であるが検討できそうだ。