「和同弁知」第5回、shinchaya的ふりかえり。

2013/11/23
WordBench奈良「和同弁知」第5回
旧 なら青丹彩 3F
13:30~15:30
参加者 6名(キャンセル1名)

立ち上げの打ち合わせ(第0回)の8人も下回る。
第1回からの皆勤もとうとう僕を含めても2人になってしまった。

– 開場前 –
会場管理の金原さんが午前の出張から、戻られていなかったが、事前連絡どおり3人がけの長机を向かい合わせた配置が終わっていて、とくに準備は不要だった。
プロジェクターを使用しなくても、PCのモニターをみんなに向けてのぞきこめば充分なので、そうすることにした。

初めて来られた方は、ずいぶん幼い感じの顔つきだと思って、職場などを尋ねてみると、なんと、中学生だった。

先の関西オープンフォーラムでも女子大学生が参加を希望してくれたけれど、産学の枠を超えて、むしろ学生側が主導するWordPressのイベントがあっていいと、とくに奈良や京都については、常日頃そう思うのだが、中学生はちょっと驚いた。

テーマ作成はおろか、functions.phpも普通に、しかも趣味で触っているらしい。
彼のような人材が流出せず、充分に活躍できる場に奈良はなっていってほしいものだ。

– 本編 –
今回みんなに聞いていただいたGPLのお題は、ここ2ヶ月以上かけてあたため、準備してきたもの。
と言っても、個人的な思い入れに過ぎないが。
愚作の奈良、京都のご当地わぷーを全うなGPL作品としてリリースしようとした過程で学んだことで、WordPressからではなくわぷーからの切り口なのが、デザイナーな僕の勉強成果である。

 

長くあたためたお題だけにもっとたくさんのみんなに聞いてほしかった気もするし、
しかし結局WordPressについてもわぷーについても、普通に関わる限りは何ら支障はないとの結びになるわけで、みんなのお役に立てる話であったかは疑問だったりもするが、
中学生の彼には満足をしていただけたような感想をもらえて、(理解してくれたこと自体頼もしいが)、為になってくれたのならばうれしいことだ。

本編開始前にここ2回、参加者がショートしつづけている危機感というわけではないが、結果、第1回からのシリーズお題が頓挫したことは事実で、今後、来年度からの和同弁知をどうしていこうかを話しあった。

お題募集はよいが、初心者的には何でもしたいけれど、具体的に何をしたいかは言いにくいという意見があった。

やはりWordPressを使ったサイト構築を手を動かして学ぶような機会はあるべきとの声があった。
頓挫したシリーズは具体的な目標や完成形が見えないのがよくなかったとか。

しかし誰かに先生になってもらって教材やスライドを用意してもらうのは負担が大きい。
そこで、みんなで共通の入門書を購入して、各回読み進めて、こなしていく案が採択された。
欠席しても自習して追いつくことも可能。

これを2時間目として、1時間目は聞きもののセッション。
大阪、神戸、京都や他のWordBenchからも先生で来てもらおう、それを奈良県外からも聞きに来てもらおう、WordBenchとして繋がる機会にもしようということになった。
そのためにもまた来たいと思える場所になるよう、青丹彩のリニューアルは早く行き届いてほしいけれど。

3時間目は個別に質問できたりできるような、放課後のようなフリータイムを設けることにした。

こういう時間割になれば、どこからでも参加できるし、もちろん帰ることもできる。
1時間目が都合できなくても2時間目からの開催は可能だ。
正直、各回の準備も色々楽になる。

来年からの和同弁知はずっと楽しいものになってくれればうれしい。